ブックメーカーWilliam Hillの賭け相場から読むイギリス政治

イギリスのブックメーカーWilliam Hillでは、「ミリバンド党首は次の総選挙の前に党首を辞任するか」が賭けられています。彼の就任当初のオッズは「辞任する」が11倍でしたが、本日までに3倍にまで下がっています。かなり危うくなってきていると見るべきでしょう。

ちなみに、「次の保守党党首は誰か」という賭けのトップは、ボリス・ジョンソン ロンドン市長です。そのボリス・ジョンソン市長は、今年の5月にロンドン市長選挙を迎えますが、「誰が次のロンドン市長か」という賭けでも、オッズ1.3倍で、労働党候補のリビングストン氏の3倍をリードしています。

こういうことを賭けるのが、良いことなのか悪いことなのか、良く分かりませんが、イギリスって本当に面白い。ブックメーカーのオッズ・データを使って論文書いている学者もいそうですね・・・。まだ見たことはありませんが。