ボスと飲みました

この日は普段の仕事の後で、政権内にいる保守党議員との情報交換や、あるレセプションにボスが連れていってくれて、それから延々と部署の人で飲みました。おかげでその日のうちにブログが書けませんでしたが、書きたいことがたくさんできました。取り急ぎこの日の普段の仕事だけメモとして残しておきます。

この日の最初の仕事はまた小さな質問への回答をすることでした。英国保守党はInternational Democratic Union(国際民主同盟)(http://www.idu.org/)という中道左派の政党の国際的なネットワークに加盟しています。そこが3年に1度Leaders Meeting という各国政党のリーダーたちを集めた会議を開催しています。その会議が今年、ロンドンでキャメロン首相をホストとして開かれることになっています。質問の内容はその会議への参加登録の方法でした。IDUについては今後のエントリでまた詳しく紹介したいと思います。

次に細かいことですが、外交関連の保守党議員が党大会で出席するイベントが分かってきたので、それに合わせて、各国大使や高等弁務官のディナーの予定を調整しました。そんなことをしていると、ビル内でけたたましい音が鳴り出しました。終わってみると避難訓練だったのだと思いますが、ビルの(管理会社と思われる)アナウンスは外部からの危険が生じたので、直ちに避難して下さいとのことでした。近所の避難場所と思われる場所に移動してしばらくすると、ビルに戻って良いとのアナウンスがあり、良い休憩になりました。

午後からはひとかたまりの作業をリクエストされました。党大会にけっこうな人数の外国の議員がくることは以前のエントリにも紹介したと思いますが、その方々がどういったバックグラウンドの方なのかをしるためのブリーフィング資料の作成です。先進国の議員の場合にはだいたいウェブ上にたくさんの情報があるのですが、発展途上国の場合には、英語でそういう情報があるかというと場合によりけりです。知らない人の情報をあさっているようで恐縮ながら、個々の議員の情報をまとめます。おもしろかったのは、ある議員の情報について他に恐らくウェブ上の英語の情報は無いのだと思いますが、若い議員の場合にはfacebookやlinkedInにかなり詳しい紹介が書いてあります。こういう情報を駆使しながら資料の作成をしました。